体に必要な成分

チークを塗る女性

かつては油イコール身体によくないものというイメージがありましたが、現在では適量を摂取すればむしろ健康を増進する油がたくさん存在することが知られています。健康に良い油としてはオリーブ油などが有名ですが、亜麻仁油もその1つです。 亜麻仁油は亜麻という植物の種子から抽出・精製された油です。油でありながら水とも親和性が高いという特徴があることから、古くからさまざまな用途に使われてきました。ヨーロッパでは卵の代用品としてケーキ作りなどに利用されていたと言いますし、印刷用インキなど工業製品の原料にも使われてきました。 その一方で、最近では亜麻仁油の持つ健康パワーにも注目が集まるようになってきています。現在では食用油のほか、サプリメントの成分としても使われています。

亜麻仁油が注目されているのは、この油がαリノレン酸という成分を豊富に含んでいるからです。αリノレン酸は人体の活動に欠かせないものでありながら体内で合成できない、いわゆる必須脂肪酸の1つに数えられる成分です。 αリノレン酸は人体にあっては細胞膜を構成する主要物質となっています。つまり細胞の1つ1つを保護し、それぞれが円滑な働きをするのに重要な役割を担っていることになります。 また、αリノレン酸は体内に入るとDHAやEPAという物質に変換されます。DHAやEPAには血流を促進し、動脈硬化などを予防する効果があります。またDHAには脳細胞を活性化する働きがあることも知られています。 100パーセント植物由来で安全性も高いゆえ、亜麻仁油の人気は今後いっそう高まっていくものと考えられています。